現在の状況は、よいのか悪いのか。会社業績は比較対象がないと、判別できません。
その比較対象は、下記の3つとなります
・前年対比
・同業者対比
・予算(計画)対比
前年対比は、自社の前年同時期比較ですので、これは大半の方が問題なく確認することができるでしょう。
同業者比較については、当事務所であればTKC経営指標(BAST)から、詳細にわかれた業種及び売上規模(黒字企業平均、優良企業平均)などのデータと簡単に比較できますので、 自社の良い点、悪い点を具体的に把握できます。
予算(計画)対比は、自分の目論見を実績を比較して、現状を把握します。
例えば「売上高1億円、利益500万円」という業績があったとしても、ある会社では「良かった」、別の会社では「まったく厳しい」と真逆の反応を示します。つまりその業績の判断は、経営者の目論見と外れているかどうかで全く異なります。
当事務所では予算(経営計画の策定)を支援いたします。経営者の方と一緒に会社の将来像を考え、社長の思いを文章や数値に落とし込むことで目指す方向性を明確にし、実際の業績との対比を可能とすることで、その後の経営の打ち手を検討していただける体制を構築いたします。
「数字的なことはわからない」という方も多数いらっしゃいます。その場合まずは利益を出すための必要売上高(利益額)、もしくは資金収支が整うために必要な売上高(利益額)を当事務所で算定し、それを基に予算(経営計画)の数字の部分を作成していきます。
当事務所のお客様の黒字割合は60%を超えております(国税庁発表の黒字企業割合は30%弱)。何が違うかといえば、経営計画、その前の月次巡回監査での業績把握の精度と把握のタイミング、つまり「数字を気にしているかどうか」であると考えます。当事務所はそういった面からお客様の経営をサポートし、経営助言業務を含めて、お客様の黒字化を支援いたします。